チュウBメルマガ VOL.307
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◆◇◆貴船原少女苑見学とBBS会新会員研修◆◇◆
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2月26日(水)の午前、東広島市にある女子少年院の貴船原少女苑を見学させていただき、午後は、広島保護観察所による、BBS会新会員研修が行われ、広島地区BBS会から11名(内高校生1名)、東広島地区BBS会から8名参加しました。
★感想★
【貴船原少女苑見学】
東広島地区BBS会 清水陽音さん(広島大学1年・特別支援教育専攻)
今回、貴船原少女苑の見学をさせていただき、私の将来の夢である法務教官という職の意義や、矯正施設での生活・学習について学ぶことができました。
実際学習などに使用する教材を見て、教科の学習だけでなく対人関係など社会生活に必要な学習の大切さを知りました。法務教官からのお話で、矯正施設での生活や学習を支えるという役割だけに留まらず、少年の将来設計について考えていくことも重要なのではないかと気づかされました。
また、在院者が作成した作品を近隣で販売されている様子を伺ったことや、施設のいろんなところに展示されていた、ドライフラワーや手芸作品などから少年たちの頑張っている姿が想像でき、とても良い経験になりました。
○貴船原少女苑について
https://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei03_00103.html
(法務省ホームページより)
【BBS会新会員研修】
広島地区BBS会 廣兼愛莉さん(広島修道大学2年・心理学専攻)
まず保護観察官から、更生保護の歴史・概要の説明があり、その後、保護観察中の少年の事例について、BBS会員が事例研究を行いました。
事例研究を通して、ロールモデルの存在はとても大きいと感じました。そのため、保護司にロールモデルになってもらうことはとても大切であると思いました。
また、少年の弱みだけでなく、強みについても考えることが必要であると気づきました。弱みについて少年や家族は、これまで周囲からたくさん指摘や非難されてきた可能性があるからこそ、強みに注目していくと、強みが大きくなり、弱みが小さくなるのではないかと感じました。
さらに、言語化できる場所の必要性を感じました。自分のことを深く理解するための手段として、安心して話すことのできる場は大切であると思います。
このように、みんなで実際の事例について考えることにより、想像を膨らましながら、多角的な視点から考えることができ、とても勉強になりました。
(写真は、貴船原少女苑の前で撮ったもので、許可を得たものです。)
---------------【配信日:2025.03.15】
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