【畝本直美 検事長からBBSのみなさんへひとこと】
「こんなときだからこそ、つながろう~BBSならできる!」
10月13日午後、広島高等検察庁検事長表敬訪問しました。中国地方BBS連盟会長の花之木憲一さんからの報告です。
今年7月、広島高等検察庁の検事長として、畝本直美さんが着任されたところですが、中国地方BBS連盟会長の私と、事務局長の小山貴弘の2人で、初めて検事長をお訪ねしました。その様子についてお伝えします。
なお、畝本さんは元法務省保護局長で、在任中、BBSに対してたくさんの応援をいただき、特に日本BBS連盟発足70周年記念式典開催(2017年)の折、保護局のみなさんでバックアップいただきました。
畝本さんとのお話ではやはり「コロナ禍」が話題の中心でした。BBS会員、特に学生会員のみなさんが全国的に活動の停止や縮小等を余儀なくされている状況を、畝本さんもご存知で、ご心配いただいていました。
学生会員のみなさんは、これまで先輩の活動の姿を見て引き継いでいたのに、コロナ禍で活動ができなくなり、その引継ぎがうまくいっていない等、厳しい状況が増えていくのではないかということ、他方で会員のみなさんが新たな活動の開拓をする必要があるかもしれないという問題意識について、お伝えしました。
またコロナ禍、各種の研修や会議のオンラインが主流となりつつある今でも、対面での活動を行うことが重要であることを再認識しました。
畝本さんは、2019年に開催された、オーストラリアでの第4回世界保護観察会議で発表した、学生のBBS会員のまさに「若い発想」に感心されたご様子でした。
その経験が今年春に開催された、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)・ユースフォーラムの成功につながったのではと仰っていました。
そこから海外のことに話が及び、畝本さんから、日本でも海外でも、非行少年に対するアプローチについて、国や文化の違い等から方法は様々かもしれないけれど、目的や想いは同じと感じる旨、お話しがありました。
そこで実は、10月23日に、中国地方BBS会員研修会で、アフリカのケニアにおいて、非行少年たちを支援している方に講演いただき、まさに海外の非行少年の更生支援について学ぶ機会を開催することについてご案内しました。本研修をもとに、いわるゆポストコロナについて、BBSも活動開拓について参考になるのではないかと考えています。
結びに、引き続きBBSを盛り立てて欲しいと激励をいただきました。またこの10月1日に前法務省保護局長の今福章二さんが新たに、特定非営利活動法人日本BBS連盟会長として就任されたことについて、大変喜んでいらっしゃいました。
あらためまして、畝本さんにはご多忙中にもかかわらず、お時間をいただき本当にありがとうございました。
(※写真左が畝本検事長,右が花之木中B会長)
--------【配信日:2021.10.17】
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