チュウＢメルマガ VOL.194

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◆◇◆あるＢＢＳ会代表の悩み◆◇◆

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ぼくのところに、あるＢＢＳ会の代表をしている仲間から、メールが届きました。ＢＢＳ会を運営する立場の人は悩みを抱えているのではないかなと思います。

ご本人に許可をいただき、個人を特定できないよう文章を変えています。

最近私たちは、不登校また不登校の傾向のある子どもたちの学習支援、また保護観察所が実施する、社会貢献活動に協力するなど、少しずつですが、活動も充実してきています。

現時点で、後のことを考えるとまだまだ問題は山積みですが、なんとかがんばっています。

私は、研修会や大会に行くと少し他の地域の人との差を感じてしまうことがあります。それは私たちの中に「ただのボランティアではなく、ＢＢＳでしかできない活動をしたい」という思いが強いからだと思います。

私たちの学部は、地域に出る機会が多く、だからこそ、ＢＢＳでしかできないことをして、出会えない人と出会いたいのです。

そう思うと、「みんなのモデルになる」とか、「みんなからの尊敬を受けるように」など聞くと、違和感をぬぐいきれません。しかし、私はＢＢＳをこれまでしてきて、ＢＢＳの先輩や保護司のみなさん、数は少ないけれど保護観察中の少年たち、地域の小学生のみんななど、本当にたくさんの人に出会ってきました。私たちは決して、その人たちのモデルになるように、尊敬されるようになど考えていません。むしろ、これらみなさんから私たちが学び、成長させていただいているのです。

今年、ＢＢＳ活動による感謝状をいただきました。その時、ずっとお世話になっている保護司さんが「おめでとう。がんばってきたからやな」と、声をかけてくださいました。涙が出そうになるくらい、すごく嬉しかったです。

ＢＢＳに入って、代表になって、正直辛いことばかりでした。活動がない，人がいない，この思いをわかってくれる人が少ない…今も不安なことだらけです。だけど、やっぱりこのような言葉の一つ一つに私は勇気づけられ、ＢＢＳに入ってよかったと思います。

１年後、どうなっているか全くわかりません。だけどがんばります。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【配信日:2014.12.01】

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配信元：中国地方ＢＢＳ連盟事務局
（事務局：法務省中国地方更生保護委員会内）